アイドル大好き!(うたプリST感想)
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ、
すげえ映画だ!!!!!!!
冗談抜きで毎日見たい。1日3回見たい。新宿ピカデリーの隣に引っ越そうかな。無印も近くなって便利だし。
何度見ても新鮮に最高↓
https://twitter.com/utaprimajilove/status/1568193874459500544?s=46&t=_oCXvA8uHSk4fkkzRha8RA
私はマジLOVEキングダムから入ったゆるゆるヘヴンズ担で、正直今回の映画は最推し(瑛一)が出ないこともありゆったり構えて行ったので、まさかこんなにぶち刺さるとはね。
今回…"アイドル"すぎない?
多分そこがこんなにもぶち刺さってしまったんだと思う…。そういえば私はアイドルが好きだった。ツアーズを見て思い出した。
私は同人誌を描くオタクになるまではおもに女の子のアイドルが好きで、ライブに行ったりCD買って握手したりしてたんですよね。ももクロが最盛期で、BABYMETALが突然爆売れして、BiSHがまだアングラ感強くて…みたいな頃ですね。(何の話?)
でも応援してるのが女の子だったこともあってか、だんだんアイドルって人間の若い時間を食ってるみたいであんまり健康的な商売じゃないかもと思うようになり(今は全然そうじゃないですよね)、同人誌描くのも楽しくなってきて、次第にアイドルの現場からは足が遠のきました。別に興味を失ったわけじゃなかったけど、時々は行ってたけど、なんつーか色んなしんどさが先に立つようになってしまった。
ツアーズを見ながら、なんかドルオタ時代のことがたびたび頭をよぎった。アイドルがステージに出てきてくれた瞬間に嬉しくて泣いちゃったりとか、握手会で「メイクかわいいね」とか言ってもらえて100パー純粋に嬉しかったのとか、そういう幸福な記憶が…。
アイドルって、誰かを好きになる幸せを与えてくれる存在であって、好きな人に夢中になる時間なんだからアイドルのライブって本来は楽しさ100%のものなんですよね。
そういうことを脊髄で感じた。アイドルの"根源"の良さ、出すぎ。
とりあえずMCパートが凄い!!今回全編フルCGだから、MCパートもみ〜んななんか常に動いてて、誰かが喋ってるのを見てたり見てなかったり、笑ってたりファンサしてたり…"生命"すぎ!!!音也の上半身めっちゃ動くのかわいい。普段から人の顔下から上目遣いで覗き込んでますか?
カメラがまた天才で、アイドルのライブでカメラさんが今追いかけてま〜すみたいな画角をやっている。なんか円になったアイドルたちの真ん中にいるカメラさんの気分になれる瞬間とかあります。
MCパートのリアルさは本当にすごくて、めちゃめちゃ研究したんだろうな…と思う。目が足りないよ〜。まあこのMCパートでゴリッと引き上げたリアリティラインをその後ライブパートで無に帰したりするんですが…(好き)
とはいいつつ、ライブパートの演出もある種のリアリティが感じられた。(と私は思ったけど、人に言ったら全然同意を得られなかった)(全然「プリズムショー」て言ってた)
確かに空飛びがちだし無から鳥とか現れるんですが、空飛ぶときの動きがフライングのそれに近い気がして、現実でも黒子とかワイヤーとかプロジェクションマッピングがあれば可能な演出をノイズを消してやってるみたいな感じがした。ワイヤーって結局「飛びたい」てことだから、飛べばええねんな…。
キングダムのときも「アニメだからできる消防法の限界を越えた火柱」とかやってましたけど、トンチキの種類が「現実から物理いっこ消した」のようなものに統一されてる気がします。
特にダブルアンコールの最後に披露された事故確定レベルの花火と火柱は良かった。外に消防車100台待機させてる?
スターリッシュさんたちの言動も今回かなり「アイドル」に振られてるなと思った。
うたプリって乙女ゲームが原作だからか、彼らはMCでも「好き」「独り占めしたい」とか言ってすぐウチらのこと一人の女として愛そうとしてきて、国を初めて見たときはそれが結構衝撃的だったんだけど、今回はなんか「そういうキャラのアイドル」に見えた。私が慣れただけかもしれないけど…
今作ではそれよりもメンバー同士のわちゃわちゃとかダンスがんばりましたとかのアイドル要素をいっぱい見せてくれた気がします。
もちろんウチらを愛そうとしてくるプリンスさまたちはそれが正統な姿で、多分、推しを一人の人間(男の子)として愛するのが楽しみ方の王道というか、そのように道が整備されているようには思う。
でも今作は特にどんな楽しみ方もできるようになっている。歩きやすい道を整備しながらも電車もバスもちゃんと引いてるみたいな…(?)現実アイドルオタクにしっかりリーチしながらも、作品の昔からのオタクはこれ嬉しいだろうな…が随所に見てとれる。全員のステージに文脈乗りすぎててめちゃくちゃ考察がいがある。すげえバランス感覚ですよ。どこからかじってもジュワジュワに味がする!色んなオタクに見てほしいよ本当に…。技術もすげえからそういうののマニアもぜひ…
(まじでこの"映画館でアイドルのライブ"を実現させているCG技術が凄すぎる。モデルがスーパー綺麗なのは国からだが、MCわちゃわちゃパートなんかがとても自然で感動した。モーキャプらしいけど、髪のなびきや目の動きなんかはある程度手でつけていると思うので(知らんけど)毎秒ものすごく気を遣って作られているんでないかと思う。スケスケの服/ヒラヒラ揺れる布はCGでは難しいと聞いていたけど、レンの腰布とかすごく印象的なシーンに仕上がっていた。歩くモーションだってペンギン歩きみたいになりがちなものと思ってたけど、めちゃくちゃ綺麗に歩いてたし…。もしかして歩きとか揺れものが難しいって、もう過去の話…!?何より顔の良さがすごい。トキヤさんのソロ曲とかものすごく表情変わるけど、顔が変な瞬間がまったくない。鼻の影変な形に落ちたり絶対しませんね…。あと手の造形が綺麗なのが画面のクオリティ上げてる感じがしますね。うたプリっていつも業界の最先端を走っている印象ですわね。早くCG WORLDで特集組んでくれ〜!!クリエイターの話は技術萌えのみならずプロのキャラ解釈を浴びられるという点でも宝!!)
「色んな楽しみ方」の話ですが、真斗のライブで、冒頭でオタクが愛を誓わされる(My snow prince...I want you H...I love you MASATO...Forever...)(なっげ)の、とんでもないことするなといつも思う。お祭りオタクからしたらそういう口上って楽しいし、ポジティブな言葉を口に出して言うのは確実にメンタルにいい影響を与えるんですけど。
もし私が真斗のこと”本当”に”愛”してる人間だったら、アイラビューとか言ったら泣いちゃうと思う。「愛してる」って、好きな人の顔を見ながら口に出して言うことを肯定される経験って、アニメキャラを好きになった人にはあんまりないんじゃないのかなと思うので。
そういう人って自分が数多の声援の一つにされてしまうことにあるいは苦しむのかもしれないけど…。そういうことも含めて、どんな楽しみ方もできる/いつでも「愛してる」に真剣に向き合おうとしてくれるところ、うたぷりの一貫した姿勢と凄みを感じる…。
そしてあのランタンの演出なのですが、私は「若く未熟で一人情熱を持て余していた頃(スノードームの中)から、レン(メンバー/同じ魂を持つ他者)の力を借りて、アイドルとして自分の中の情熱を広く伝える・ファンの心に火を灯すことのできる存在になれた(ろうそくとライトの演出)」という彼のアイドル人生を表しているものだとシンプルに解釈したのですが、御曹司の民は全然違うことを言っていて、これこれ…これがいいんだよな…になりました。解釈の余地。誤読の自由。一人ひとりそれぞれの真斗と愛し合ってよいという懐の広さ。
あとレンのライブのマネキンは、え、これ、笑いどころ?とだいぶ困惑したんですけど、ジャニオタさんの感想を見てジャニーズからの輸入であることが分かってウケた。ジャニーズおもしろっ!
どうしてもユニット曲の話したいので今ちょっとしていいですか!?いいよ ありがとう
UUUU……
早くダンプラくれ。
ダンス
うま
何だあの天才曲は。毎回、翔さんの「かかってきなよ」がイケすぎてて歯茎全開笑顔になり、サイリウムを振りすぎて肩にぶつける。
何気に歌詞がいいですね。
「まさにこの今全力で走り切って」という歌詞に合わせてガチの全力疾走するところ好き。体力おばけ
それと「倒れたっていい 涙を見せたっていい」てとこがいい。今の彼らは涙を見せたって大丈夫なんだね。また走ることができるんだね。この歌詞を男の子が歌ってるのがいいですね。好戦的な雰囲気の曲ですけど、アイドル10年選手のスターリッシュさんのしなやかさがありますね…。
てかなんだ「UUUU」と書いて「フォーユー」て。頑張っても「ユユユユ」だろ。(そうかな?)
そしてUUUUでジュワジュワになった脳みそにサムライズムが染み渡るという天才のセトリ。
冒頭にいるうさぎさんかわいい。あのうさぎさんが人間に”顕”したときにあの美丈夫3人になるんですか?本当?
サムライズムってさあ〜〜、・ライブ大盛り上がり曲なうえに・普段(比較的)落ち着き担当の寒色がそれをやってて・クオリティが高いのが余計に面白いっていう、オタクの好きなやつ全部のせチーズハンバーグ唐揚げカレー曲なんだよな!!!
あんな精悍なウォウウォイェ〜聞いたことない。低音の「イェ〜〜〜〜」たまらん。美しくそして愉快
そしてこれまた
ダンス
うま
サムライズムのダンスの揃い方の執念はケーポップの系譜を感じる。足の角度とか動画撮って100回合わせたに違えねえ
そして何より、目を惹く赤い衣装に包まれたトキヤさんの美しい肢体…。
ありがとう…………。
尻が引き立つ天才のジャケット丈ありがとう
明らかに身体の美しさに注力されているサムライズムトキヤさん ありがとう
スタリさんたちって…ていうかうたプリってほんと「愛」全肯定。
アイドルって結局のところ「器」というか、理想の彼氏でも最高エンターテイナーでも孫でも色んな目線で愛して楽しんでねみたいな、感情受け止め屋さんなのかなと思うんだけど、(なんか嫌な言い方かも、ごめん)そういう意味での今回のスタリさんたちのアイドルぶりは本当にすごい。
マジLOVEキングダムの歌詞に「この世で形は違うけど君のそばで生きられて本当良かった」というものがあって、それ言うんだ、すげーと思ったんだけど。
この世で形が違うことを私たちは受け入れて、そのうえでちゃんと愛を伝え合うことができるよって伝えてくれてるのかなとツアーズを見て思った。そんなことができるんなら私たちの周りには実は愛ってすでにいっぱいあるんじゃないかと思わされる。
スタリさんたちってもはや「僕たちのことを好きになって」のレベルを超えて、何かを好きになることそのものの良さを啓蒙してくれている…。「これからも一緒にいような」と言ってその責任まで取ろうとしている…。
一緒に搭乗してくれたBTSのオタクが、「BTSは、自分で自分のことを愛するために僕たちを使ってくださいって感じなの」と言っていて、ぎょっとしたけど(生きてる人間が職業としてそんなことを!?)ちょっとなるほどね〜とも思った。結局アイドルって極まるとそういうところに辿り着くのかも…。ノブレスオブリってる…。
同じ時を生きるBTSさんにしかできないこともあり、この世で形は違う前提のスターリッシュにしかできないこともあると思う。
私は生きてる人間に対してビビリなので、スタリさんたちが実在しないことがかえって居心地よかったりする。生きてる人に向き合って頑張ることはやめないけど、映画館の座席からトキヤさんとかを見ているととても安全で癒される。
うたプリがうたプリにできる最大限の”アイドル”が、このマジLOVEスターリッシュツアーズにはある。映画館に行けばいつでも会えるって本当に良いこと。一生上映してほしい。
最後に、ツイッターでも放流しましたが、私の一番好きな翔くんのセリフを紹介して終わりにしたいと思います。
地球て。
沖縄行ったよマン
空港とゆいレールの連絡通路で撮ったなんかめっちゃ綺麗な空
エスケーエイトが聖地沖縄でイベント開催ということでオタク(一人称)は急遽単身沖縄に行きました。
沖縄には一度行ってみたかったから絶好の機会と思い、一般でチケットをもぎ取った。次いで急いで飛行機をもぎ取りましたが、真夏お盆ど真ん中の沖縄の旅費はものすごく痛かった。分割払いにしたので、未来の私がシャカリキに働くことになっています。
8月13日
沖縄に着いたとき19時くらいだったのですが突き刺さるような暑さがまだ感じられて、「こんなところでスケボーするな」と思いました。でもぶっちゃけ東京の異常な日の方が暑いなと思った。
ホテルを取ったおもろまちを歩きながら、「ここに暦くんたちが住んでいるのかあ」と考えました。(おもろには住んでないですが)そう思うと広い道路や知らん草や大きな空がなんだかとても素敵なものに見えて、なんかその時点で「来て良かったな」と思いました。ぬる〜い夜の沖縄、犬の散歩をする地元民とすれ違い、まだ渡ってる横断歩道にめちゃくちゃ侵入してくる車を避ける、それだけのことであんなにも心あたたまることがあるんですね…。
おもろで見かけた暦み感じるストリートグラフィック
暦たちがシャドウと待ち合わせしたりバーガーを食いまくったりしてるおもろまちのエンダーよ!
お食べ〜
プーティンとA&Wバーガーとルートビアをいただきました。ルートビア、湿布だった。バーガーめちゃめちゃ美味しかった!でも1個で全然お腹いっぱいになる。暦くんたちの若さを感じた。あとマックみたいに激安じゃないのでランガくんの食費はガチで心配。バイト代でまかなえてるかしら…
エンダー食ってビール飲んだら寝ました。ソワソワして寝つけませんでしたが…。
8月14日
起きれた!沖縄のみそ汁定食を絶対に食べたくて、朝ごはんにいただきました。写真だとやや迫力が薄れていますが、うどん食うときみたいなどんぶりにみそ汁が非常識なほど盛られています。全然朝ごはんのサイズじゃねえ〜。でも美味しかった!ポーク入っててさ〜!思い出しても美味しい。味噌汁って好きな食べ物かも。
みそ汁を吸い込んで店を出たら、5分間の間にド晴天から土砂降りになりまた晴天になった。観光客からしたらこれがスコール〜♪て感じでちょっと楽しかったけど、本当に…よくこんなところでスケートしてるよな!?
沖縄の美しい写真を見ろのコーナー
上から順に
・ホテルの近くの道
・やちむん通り
・おきなわワールドの鍾乳洞
・波の上ビーチ
時間ないなりに観光したく、イベント前におきなわワールドに行きました。鍾乳洞とか、でっけ〜バナナの木とか、酒に漬け込まれているハブとかを見ました。
人間様が通るために伐採されている鍾乳洞
これもおきなわワールド内の琉球王国村みたいなとこですが、暦くんのお家って本当に伝統的な沖縄の古民家という感じなんだなと知りました。この写真めっちゃ天気いいね。
暦くんち屋根にシーサーついてて生垣にハイビスカス咲いてるけど、沖縄の建築物には本当にかなりの頻度で屋根にシーサーついているしその辺にハイビスカスが咲いている。アニメだからローカル要素を誇張して盛り込んでいるわけではなかったのか…という発見がありました。エスケーエイトってああ見えて実はリアルから大きく逸脱してはいないんだなというのは、何度でも再認識して何度でも驚いている。ランガくんの背中に羽根生やすくせに…
私免許持ってないので遠出はできなかったんですけど、那覇市内だけでも全然見るとこありますね。ほんとは首里城とかも見たかったし、そのあと寒川緑地のあたりを歩いて「この辺で暦くんが滑ってんのか〜」をやりたかったんだけど普通に時間がなかった。
ハブ取り棒のいろいろ
イベントはもう…別にみんな見てるだろうし語ることもないですけど……。思い出しても嬉しいね。沖縄で開催とかいうオタク人生の中でも異例のイベントだったけど、客席が半分くらい地元の人だったのがす〜ごい良かった。普段地元でアニメのイベントとかやらないだろうし本当に良かったね。
あとオタクたち、みんな概念の服でおしゃれしてて派手で夏でサイコーだった。どこで買うの?みたいな大ぶり花柄黄色ワンピ…かわいい!お胸とおへそ出してるジョーの女もすげー良かった。男性が割といたのも良かった。
イベント後、すぐそばにある国際通りを歩いた。お土産屋さんでちんすこうなどを眺めたけど、2期とOVAが決まっている幸福感に満たされていたので、なんか全然なんもいらなかった(…)ここでハイになって経済を回せれば良かったけど、本当に胸がいっぱいで……。いつかタスクと千晃くん揃ってまた来てほしいですね。
胸がいっぱいだったけど、儀保の通堂に行ってラーメンを食べた。ここも暦くんたちが行ってたとこですね。
これはなんだっけ。おとこ味の脂すくなめ麺かため?かな?
美味しかったし、店員さんがしごできだった。多分聖地巡礼オタクがすでにいっぱい来てたんだと思うけど、的確に親切だった。
地元の家族連れとか部活終わり高校生も来てて、あ〜現実〜〜となった。暦くんたちはこういう街で生きているんだな…。
ファミマで買った泡コー。
暦くんは酒強そう。逆にランガくんはビール一杯とかでほっぺたピンク色にしてたら可愛くないですか?(何?)
いやわからんな。あんなに平成の王道を押さえてくるエスケーエイトだから、暦くんがウイスキーボンボンで酔っ払ってランガくんが困る展開のほうがあるかも。(何?)
泡コーは甘かった。お店の泡盛も飲みたかったけど、居酒屋さんに一人で入るのなんかちょっと…だったので、泡盛もせんべろも変な色の魚の刺身も今回は見送りました。なんか青くてキモい魚いつか絶対食いてえ〜。お頭つきで盛ってくれ〜
ところでわたし普段スーパーインドア派で、あんまり旅行とか得意じゃないと思っていたんですけど、聖地巡礼ってかなり楽しいなと思いました。
見るところも食事の場所もある程度勝手に埋まるし、楽しみ方も『「ここで暦くんが生きてるんだなあ」と感じる』てだけで充分だし、旅行としてもオタク・イベントとしてもすごく良かった>聖地巡礼。
この青い空が、白い外壁が、何言ってるのかよくわからんタクシー運転手のおじいが、エスケーエイトのみんなの日常なのだなと…。本当にずっとそんなことしか考えてなかったんですけど、それだけですごく幸せでした。怖謎い言い方になりますが、エスケーエイトと一緒に旅行してるみたいで…。
沖縄がそもそも良いところだった。
本当に空が青くて、雲が色んな形してて綺麗だった。私、空と猫だけは絵が実物を越えられることないなと思ってるんだけど、間違ってねーなと思った。
こんなあったかくて綺麗で眩しい街で、あんな眩しい友情築かれてんのかい……
エスケーエイト、眩しい……。
最終日は早起きして波の上ビーチ(那覇市内のビーチです)に行きました。
駅から歩きでも行けなくはないと思って歩いたけど、沖縄では1キロを徒歩圏内と考えてはいけない…(暑すぎ)
孫を見守るおじいと並んで海を眺めて、ちょっと足着けて、お昼の飛行機で帰りました。
沖縄いいところだった。暦くんの明るさにも妙な説得力を感じるほど…。あんなところに住んでて暗い性格になる理由がないもんな。また行きた〜い!
おまけ
タイのシーサーかわいすぎ。
インドネシアのシーサーはかわいくなすぎ。
ランガに「れき」と言われそうなキジムナー
KING OF PRISMと若者(私)の話
キンプリ5周年おめでとうございます。この節目にたくさんの人がキンプリとの思い出を語ってくださり、また初めてキンプリを見る人もたくさん観測できて上映していた頃みたいでとっても楽しいです。
たくさんのエリート達のツイートを見てると、キンプリに出会って死にたかったのがなくなったとか転職したとか友達が増えたとか血尿が止まったとか色々、人生を変えられている人がずいぶんいるのだと思った。
私は5年前のキングオブプリズム バイプリティーリズムの頃からずっと応援してるけど、別に当時病んでいたわけでもないし、TLのみんなたちみたいな大きな変化が自分にもたらされたとも思わない。というのも、当時私は16歳の高校生だった。変えられるも何も、人生ほぼ始まっていなかったときに私はキンプリと出会いました。そして5年間、キンプリと共に人生走り抜けてきました。
結論から言うと、キングオブプリズムを浴びて育った若者…、いい子になりました。
(笑)
自分で言う!?て感じだけど、キンプリ見てなかったらこんな考え方できるようになってなかっただろうな〜と思うことが結構あるので、キンプリに育ててくれた感謝を込めてちょっと書いてゆきたいと思います。
自分語りします。始まりは、ツイッターで評判を見かけたことだった。2016年の1月末だった。
当時は、「ケツから蜂蜜」「電車でハリウッド」「キンプリはいいぞ」的な文言がいっとう流行っていた頃で(キンプリはいいぞって懐かしくない?)、私のタイムラインにもそれしか言わない人が出てきて、同じ漫画を好きだった人が落ちているのが決め手になり一人でディノスシネマズ札幌劇場に足を運びました。通常上映だった。
お客さんは私を含めて4人しかおらず、「やべー」と思ったけど、始まったらもう作品のほうが相当やべーので全然気にならなくなりました。
60分後、「これが噂のケツから蜂蜜かー」とか思ったけど、意味わかんなさが先に来てゲラゲラ笑えるようなこともなく、かといって内容が理解できるはずもないので、感想としては驚くべきことに「無」だった。あれだけの情報量を持ってして、無理解の前には「無」である。「意味わかんない体験をした」という感覚だけを持って帰ったことを覚えている。
そんなわけで一発でブッ刺さったわけではなかったキンプリを、でも後日もう一回見に行った。TLではしゃいでるエリートが楽しそうすぎてこれになりたくて、こんだけ楽しめる何かを私は理解できていないだけなんだと思っていた記憶があります。
ともあれその二回目で私は落ちた。オバシャを踊る一条シンくんのキラキラした笑顔を見ながらホロホロと泣いてしまい、「え…、私、泣く!?!?」とわりと屈辱を覚えた。ケツから蜂蜜出してる映画で泣くの恥ずかしいしヤバイ奴じゃんて。
でも今思うと別におかしいことなくて、普通に幸せ泣きの原体験だった。思うに疲れた大人に響くようなものなら誰にだって響くんだろうと思う。ユニバーサルデザイン
ところで当時はオバシャじゃなくてオバサンと略してウケてた人が多かった気がする。エリートにも変なやつの比重が高かったから…。
そして、とりあえずストーリーを掴みたくて見たプリリズRLを2日で完走しズタズタに泣き、もう一切のためらいみたいなものが吹っ切れてキンプリが大好きになった。ドンキでボキボキペンライト買って応援上映に行ったし、高校生ながらにお小遣いをかき集めて合計8回くらい見た。この頃は本当に友達と遊ばなかったし服も買わなかった。すべてキンプリに費やしていた(不健全…)
キンプラの制作を知ったときは本当に嬉しかった。
「想いが届いた」「応えてくれた」って思ったし、キンプリは成功して、これからも成功していくんだとなぜか信じて疑わなかった。これから上昇していく一方のものを一緒に見守っていられるんだと強く感じた。何より私の推しはシンくんだったから、新作がなければオバシャで感じた幸せの予感を予感で終わらせなければならないところだった。
人生においてこんな感情ってこの時が初めてだった。だって16年しか生きてないんだし。
ずっと、いつ終わるとも続きが出るともしれないアニメを、どうしてそんなに?てくらい楽しめていたけれど、「この楽しいこと、続きます!」っていうのは、もっとありえないくらい力をくれるのだと知った。
その存在だけで生きる力をくれたキンプラは、果たして、死ぬほどめちゃめちゃ面白かった…!
試写会も当たっていたけれど用事で行けなくて、公開日に見に行って完全に魂を抜かれてしまった。定期テストの三日前とかだったけど、完全に使い物にならなくなって修羅場返しうちわをひたすらに眺めていたことを覚えている。
いや…、大好きな映画の、一年待った新作があんな神クオリティでくること、ある!?!?
「はい、ソフトクリーム、あ〜ん♡」には勝てないやろ…と思ってたのに悠々超えてくるじゃん!!
応援に対してクオリティで応えてくれたってすごく思える出来で、エリート達のクソデカ期待を大きく上回る濃縮還元「これがキンプリです」最高。キンプリが好きですって言ってたらキンプリ作ってくれた。キンプリ屋に行って親父!キンプリ一丁!つったら「あいキンプリ一丁」て出てくるタイプのキンプリ。過不足なし隙なしの傑作!最後にタイトル回収するのが良い。あ〜キンプリ見たわ〜になる。
それに、作る人の「俺はこれが作りたいんじゃ」が伝わってくる作品を見るのは本当に幸せ!私はヒロ様大好きだけど、監督のほうが私よりよっぽどヒロ様大好きで、それが伝わってきて、もうめちゃ最高!!
キンプラが面白かったから、私は自分のことも好きになった。
家族に呆れられながらも応援し続けてきて良かった〜。それに私が面白いって感じたもの、やっぱり面白かった!やるやんけ!
キンプリ、キンプラ、スッスッスと応援してきて見つけたのは、面白いものを作って、それを全力で応援する人たちがいて、応援を受けてさらに面白いものを作って、ファンももっと応援して…っていう純度の高い循環。その中にいる自分も、適当じゃないまっすぐな関わりを他者(キンプリ)と持てていると感じられて、すごく満たされていた。
あと、もともと別に他人の悪口とか言うほうじゃないけど、キンプリを応援してるうちになんかよりいっそう他者を信じられるようになった。性善説。(???)
新作ほしい!頼む!て思ってたらめっちゃおもろいのが来たっていう、信じたら報われるということの”成功体験”があるので…。
それに映画館で出会うエリートさんがみんな優しいし、映画館のスタッフさんはめちゃくちゃキンプリの上映に力入れてくれてたので、それもあって他人とか大人とか仕事とか社会とかそういうものを基本的に良いものとして捉えられている。キンプリに登場する大人はみんな頼りないが…
私の応援で誰かを助けられるって素直に思えるし、好きな相手に愛してもらえることがあるって知っている。(スッスッスでキンプリと結婚したときのことを言っています)
いや〜まじ知育されてんなキンプリに…。しかもなんか書いてて思ったけど作品の内容よりもキンプリというムーブメント自体にかなり善性を教えられているな 「善」という体験を与えられてるもんな わたしが好きなのは西Pだったのかもしれん
ちなみにキンプラのストーリーに知育された話をすると、プラでミナトさんがヒロさんのためにりんごとはちみつのカレー作ってくれるとこが好きで、初見時りんごとはちみつのカレーがコウジのレシピだってわからなかったからミナトさんがヒロさん(りんご)とコウジさん(はちみつ)の概念カレーを作ってヒロ様を激励したんだと思ったのね。(腐女子?)(コラボカフェ?)
でもそうじゃなくてあのカレーはコウジのレシピを再現したもので、ミナトさんはあの時微笑んでいたけれど、本当はヒロさんが自分のレシピのカレーは食べてくれなかったのにコウジさんのカレーは食べてくれたことが泣くほど悔しかった(エンドロールのやつね)っていうのがめちゃ切なくて身が千切れそうだった。このあとヒロはしっかりプリズムキングになるしコウジからのフォローがあるのでちゃんと報われてはいるんですが
でもなんか、そういうことってあるんだろうな〜ってすごく思った。嬉しいことや優しいことの裏にも誰かの忍耐や苦悩があるというのが、なんかすごくそれが印象的だった。カレー作ってくれたから喜んで食べたらあとで泣いてるなんて思わなくない?
でもだからこそ、より一層人からの親切は素直に全力で受け取ろうと思った…。どんなに泣いてでも食べて欲しかったカレーかもしれないから…。(プリズム道徳)(でも道徳って言葉あんま好きじゃないんだよね、善悪ではままならないこともあるってキンプリ見てたらわかるから…)
それと、他人に対して寛容になった気がする。
キンプリで素直になれねえ人を見すぎて、現実でひねくれたやつに会っても素直じゃないんだな〜(おわり)ができるようになった。
あと、大好きな作品だけど合わないなってとこも当然ある。そういうときに、ジョージ絶対地元愛とかなくない!?って思っても、ま、菱田監督にとっては地元愛は普遍的にあるものなんだろな…とか折り合いをつけて、好きでい続けられるようにしてたら、日常生活でもだいたい何でも受け入れられるようになった。怒らなさすぎて「他人に興味ないんですね」って言われたことすらある。いやなんでやねん。
考えれば考えるほど、キンプリが自分の考え方の一つの指針になっている。
なんかもう…、キンプリと生きてきたことが私にとっての成功体験と言っていい(こういうこと言うから宗教になる)まじ…人生…楽しい!!まだ始まったばかりなのにすでにこんなに最高でいいのかな?
だって信じてたら報われる経験とか涙が止まらないほどの感動とかそういうのをすでに味わってるわけで、この先人生で何が起きても「でも速水ヒロはキングになったしな〜」「でもキンプリはテレビシリーズになったしな〜」って、折れずに生きていけると思う…多分。
キンプリを好きな自分が好きだし、キンプリを動かしてくれてるすべての人に感謝してるし、菱田監督には超超感謝してるし、親切にしてくれるエリートさんやいつも頑張ってる映画館のスタッフさんがめっちゃ好き。全部まじでそう思う。自分にこんな綺麗な感情あるんだ…ってなるくらい心からいつも思ってる。
そういうわけで、キンプリを見て育った人間はキンプリみたいな感情を持つ人間になりました。これからもずっと大好きな宝物です。
まじで全部すき(仮面ライダーオーズ初見感想)
仮面ライダーオーズ10周年おめでとうございます。そして全話配信ありがとうございます。そのおかげで「あ〜特撮〜ふ〜ん」だった私が、この世紀の名作・仮面ライダーオーズに出会うことができました。
そもそもの出会いはオーズの一挙配信をやっていた9月5日の深夜。私は職場で退勤のタイムカードを切った後、職場の人たちとダラダラおしゃべりとかしていたときだった。その場に仮面ライダーファンの先輩(31歳男性)がいたこともあり、「今オーズの一挙やってますよね」みたいになったのだ。
「あ〜、やってるよね」と、手持ち無沙汰だった私達が何気なくオーズ一挙を再生したとき、すでに45話くらいで、初見の私にもわかるくらいのものすごい佳境爆エモが繰り広げられていた。仮面ライダーファンの先輩(31歳男性)が明らかに動揺し始め、「いや、これ何してるかっていうとメダルがないと変身できないんだよね」「コイツはメダルでできてる奴なんだけど、人間になりたいって思っちゃってるわけ」などと聞いてもいないのに画面の隅々まで解説してくれる。次第に「あ〜〜〜!!!俺これ好き!!!!!」「君たちこんなクライマックスから見ちゃっていいの?」などとただの限界オタクになり始める始末。
知らねえよ、などと思いつつも結局、限界オタクの解説を聞きながら、45話あたり〜最終話までを一緒に見てしまった。
見てしまったよ。
見てしまったわけ。
いや、止めてくれ限界オタク!!!なんでこんなクライマックスから見ちゃった!?「見ていいの?」じゃない!!よくない!!!!記憶消してちゃんと頭から見たい。爆エモの片鱗に触れて、「私絶対これ好き」を、脳より先に脊髄で理解していた。
最終話を見ながらズビズビ泣いている限界オタク(31歳男性)を、私はまったくバカにできなかった。きっと私も頭から見ていたら嗚咽してたと思う。オタクだからわかる。私も早くこれ(号泣成人男性)になりたい。白んできた空の下(オーズ一挙のリアタイ配信が終わったのは午前4時)、アマゾンプライムで「仮面ライダーオーズ」と検索をかけていた。
以上出会い終わり。そして転がり落ちるように全48話を4日間で走り、最終話を見ながらズビズビ泣く号泣成人女性が無事爆誕しました。
まず何が良いって、あまりにも脚本が良すぎる。
「人の欲望」という、根源的で色褪せることのないオタクの大好きなテーマ。
1話を見ながら、ジョジョとかネウロとかコードギアスとかさらざんまいとかで鍛えたオタク筋肉がバキバキになった。特にネウロかなり感じた。
またその欲というテーマの取り扱いも非常に丁寧で、誰が絶対的に悪いということはなく、登場人物それぞれの思想(=欲)のぶつかり合いという構図が最後まで一貫してブレない。つまり欲を持つこと自体が悪いとは誰に対しても決して言わない。「欲しいと思うことが悪いのではなく、その気持ちをどうするか」というわけ。
また、作中で明言されているように(オーズではすべての"真理"が作中で明言される)、「欲」というのは人間の源になるものなので、かなり道徳的な内容が多かったのが印象的だった。
名誉欲が先行してはいけないことを教えてくれるマイペンライさんや、暴走する正義の恐ろしさをグロテスクに描き出す正義マンの回などは本当に日曜朝に放送していたのか疑わしいほど。なんて知育にいい作品なんだ。こんなん見てたらいい子に育ってしまう。私が現役の子どもの時見てたの響鬼とカブトだったから、「麻婆豆腐の豆腐は手でちぎれ」くらいしか学べることなかったよ。
それにずっと面白いから凄かった。1秒も中だるみしないし、1話が最高スタートなのに10話ごとぐらいに面白さの質が少しずつ変化していってどんどん面白くなっていった。そして高まりの最高潮をちゃんと最終話に合わせてきたのがすごかった。
そしてこのなかなか手に負えないテーマをメダルのシステムとしっかり絡めて面白くしているのが本当に天才。
メダルの使い方にも色々縛りがあるのがまた面白くて、戦闘シーンも1秒も見逃せない。「コンボで決めろ!」とか「サイウナギバッタって、適当に渡しただろ!」みたいなやつ。おもろい。コンボで変身するたび成人女性普通にテンション上がる。ラトラーターが好き。歌が楽しいし、顔が光るだけでメズールが死ぬので毎回爆笑してしまう。
何より主人公の火野映司がカッコよすぎる!!
メラメラ系でもやれやれ系でもないいつもフラットで気負いのない姿は、謎エキゾチックファッションの浮浪者であることを補ってあまりあるほどの好印象。
アンクが苦しんでのたうち回ってるとこを見下ろしながら「いい格好だな」とかめちゃめちゃフラットに言う!!神のバランス感覚のキャラ造形と言って差し支えない(その後ちゃんと助けてくれるとこも含め爆イケである)
いやっ、もう、シンプルに好き!!
他人に優しい!
子どもに優しい!
争いを好まない!!
いつでも機嫌がいい!!
イキらない!スカしてない!卑下しない!
「驚かせてごめんね」って言えるの魂のレベルが高すぎる!!
パンツでキャラ付けしたいからかしょっちゅう脱がされててウケる!!
敬語使えるのもいい!
アルバイト頑張れるとこもいい!!
比奈ちゃんからのプレゼントにバリ喜ぶとこ最高!!!
「美味しい!」とか「嬉しい!」とか言ってくれるの良すぎ!!!!
「はい、大サービス(アイスを取り出す)」って何!?!?この初恋泥棒が!!!!
アンクとのアイスでの契約も映司から提案してんだよ!?!?
アンクの言う「食えない」ところもかっこいい!!!さてはお前馬鹿じゃないな!?!
も〜!!!いい男!!!!!
なんかもう声とか喋り方まで好き!!!言葉遣い優しい!!!!
好き!!!!!!!!!!!!!!!!!
と思っていたわけですけれど。
映司は本当、主人公然としたいいやつで、どんなに合わない奴でもそいつの人格を否定するようなことは言わないし、生産性のなさそうなデブも横柄な態度の爆買い女子大生も命がけで助けに行く。
また、助けるだけで、すべての他者と仲間になろうとかわかり合おうとか思っていないし、よほどのことがなければ誰かを強く説得して思想を変えさせるようなこともしない。できることをやるだけ、目の前にいる人を助けるだけ。
現在の倫理スタンダードにかなり近いと感じられる映司の言動は、見ていてイライラしなくて素晴らしい。
けど、人との適切な距離感を理解してそうしていたわけではなく、「大きな望みを叶えられなかった(しかも、人の生死に関わるもの)」経験からくるある種の諦観が、そういった「人に期待しない態度」をさせていたことが後々判明する。
え……?
私が映司好きだな〜と感じていたポイント、そんな風に回収される?
…………。(落ち込む成人女性の絵文字)
こう、誰にでも優しいのは相手に期待していないからみたいな、そういうやつ?
映司、作中でさんざ言われていたけど、他人に何にも、助けすら求めない。
「強く望んだら叶えられる」って、思っていない。
人を助けたい気持ちは残っているけれど、身の丈以上のことをしないし、「いつかは」と、未来に望むこともなくなってしまった。「未来」は、そのまま「夢」とか「欲」に置き換えられる。
これだけ「欲」がテーマの作品で、主人公の映司には欲がない。(天才)(爆エモ)
欲がないというのはそのまま生に執着がないということになる。自分の命を蔑ろにして死を死とも思っていないような姿は周りの人を不安にさせるし、何より「人間」らしくない。
実際、その人間らしくない空白がメダルのシステムと適合してしまい、映司はその身体もどんどん人間から遠ざかっていく。(天才)
そもそも最初から映司がオーズの器だとか言われていたのは、主人公補正とかでなくこの「欲のなさ」ゆえという、人間の希望になり得る仮面ライダーに人としての欠落ゆえに変身できるという、この、皮肉、やるせなさ…。(天才)なんでそんなことする…。しかもそれで普通に魅力的なのがやだ
他人に求めることができない映司からしたら、完全に利害の一致・利用し合いの契約関係にあったアンクは逆に一番一緒にいて心地いい相手だったのかもしれないな〜とは思った。
「別に仲良くないし二人で話すこととかないんだけど、一緒にいるのが自然」の描写が巧みすぎる。利害が一致している限り絶対に離れないというタイプの信頼は逆に距離感をバグらせていた。バカみたいに喧嘩しても離れないし、明確に「お前の優先順位はこの人より下」とやられても離れないし、口に食いかけのアイスぶち込んでも離れない二人だよ。
けどアンクと映司のすごいのは、二人が自分の欲の本当の姿を理解したあとも、その欲を満たすために必要な相手がお互いで間違いないこと。
運命?
自覚したときにはもう叶ってる願い、何?
「二人で一緒にいたから本当はずっと満たされてた」にたどり着くの、すごない?
てか映司は空っぽだったところにようやく芽生えた欲が「アンクと一緒にいたい」だったからもう一生離れられないよ。
ラスト2話の畳み掛けるような「オタク、これを待ってた!!!!」の連続すごかった。自分の欲について考えたときになぜか浮かぶアンクの顔!突然の感謝の告白!なぜか映司を攻撃できないアンク!混濁する意識の中でアンクと一緒に過ごした日々のことだけを思い出す映司!!
1話からずっと一緒にいたのにようやくお互いの感情が整理されるのが最終話なんで、結局48話かけてアンクと映司の話やってんだよな〜。まあ主人公なのでそうだけど…。
てか映司がそんなやつなんで、熱血バカ役とか導いてくれる大人役とか有能ヒロインが必要になり良キャラ祭り!!有能オールスターズ!!になってたのも最高だった。
後藤さんとかいう良キャラ大好き。
あの涼やか二枚目ビジュアルで熱血バカの役回りなの天才。
「世界を守りたい」という夢を掲げて映司を目の敵にするも、その映司が「できることから」と語るのを聞いて心を入れ替えて頑張る素直な青年。正義マンの回で誰より早くたかしくんの元に駆けていくのに全然うまいことできんで映司に全部回収されてた不器用なやつ(爆笑)一度死んだ気になる方法がクスクシエでバイトすることなのまったく意味わからん。やりたくないことやろうみたいなつもり?失礼すぎんか?(でもカマーベスト姿は最高でした、ありがとうございます)初めて伊達さんからバースの銃(名称忘れ失礼)持たせてもらったときガッツリ吹っ飛んでたので手を叩いて喜んだ。まああんなに細っこいからね、無理ないね。なお里中は初回から使いこなしている。里中が有能すぎるというのはあるけど。
でもそのアホで泥臭くて真っ直ぐなのがいいんだよね〜〜。伊達さんが可愛がっちゃう気持ちもわかる…。そしてその伊達さんに秒で懐く後藤さん、犬?でもちゃんと人の言うこと聞いて変化するし努力するしいい子。私だって後藤さんが変身するのを38話待ち続けてたよ。
そして変身してからというもの、「残念だったな、俺はマニュアルが大好きなんだよ」「火野!俺に構うな!」「残念だが、終わるのはお前のほうだ」など、男子が一生のうち一回は言ってみたいセリフシリーズをどんどんクリアしていく面白い男。しっかり楽しむな。伊達さんとの共闘も叶い、映司に救われてたのが最終話では救う側に回るなど、作中もっともハッピーなやつなんじゃねえの。
ちなみにバースとオーズが共闘するとき、「「変身!」」てユニゾンするのがすっごい好き。
あと、映司と後藤さんと比奈ちゃんで遊びにいくやつめっちゃ好き。どうしてそうなった。三人でスワンボート漕いでるとき後藤さん何考えてた?
比奈ちゃんは危ないときには隠れててくれるし長い武器(例:脚立)持たせたらかなり戦えるし川辺で魚焼いてる胡乱な男にお弁当作ってきてくれるし、めちゃめちゃ最高のヒロインでしたね…。可愛いし。聡明でいつも誰より先に真実に気がついているし、映司とアンクの手を取る勇気もある。アンクに最初に「命」を実感させてくれたのが彼女なのがたまんね〜んだよ。
こう、叶う叶わないにかかわらず、望むことそのものに意味がある的な思想は私好きですね。オーズ、基本的に倫理観が合うので本当に見ててストレスない。
それにオタクの見たいやつ全部見せてくれる。
メダルを壊すメダルの概念とか、伝説のコンボが最初からずっと使ってたタトバコンボだったとか、ここぞというときの決め技がライダーキックなのとか、もっと言えば後藤さんがハリセンで映司をぶっ叩くのとか伊達明再登場のタイミングとか映司がポンコツになったときだけ結託するアンクと比奈ちゃんとか、何から何まで「オタクはそういうの好き」が詰まってるんだよ。話が進めば進むほどOPの歌詞が染みてくるのとかさ。
それに前向きなラストも良い。アンクを過去の記憶にできず、もう一度会いたくて旅をする映司はばからしくて個人的でとても素敵だ。最終話のほんとに最後のシーンで、アンクの腕が映司の後ろを漂ってるとこで意味わかんないくらい嗚咽して泣いてしまった。二人が一緒にいるのが嬉しかったからかもしれんし、終わっちゃうのが寂しかったからかもしれない。でもそういう理屈じゃない涙を流したのは結構久しぶりのことだった。
本当によくできていたし、「よくできてたな〜」で完結しない作り手の切実な情熱を感じられる良作だった。出会えて良かった。オタクなので面白いものに情緒めちゃくちゃにされるのが好きだ。特撮初めてちゃんと見たけれど、個人的にはこの漫画みたいなテンポがかなり肌に馴染んで好きだった。
これから限界オタクにおすすめされた劇場版(マツケンサンバのやつ)(意味不明)(なんでやねん)と、平ジェネを見ます。特撮って見るもの無限にあっていいですね。有識者の方、他にもこれ見とけ〜があったら教えてください。
Free!見てあまりの眩しさに目が潰れた
※この記事は私なりのprayforkyoaniです。
京アニの支援のつもりで、劇場版Free!Road to the World -夢を観に行った。
アニメイトの募金もしたけど(本当に万札ばっかり入っていてすごい気迫だった)、Free!は今まで見たことなかったしこの機会に見とくか、みたいな。
京アニならつまらないことは絶対ないだろうし、内容がよくわからなくても綺麗な絵を見られたら嬉しいくらいの気持ちで。
なんというか、すごかった。
映像綺麗なのはもちろんのこと(アナログっぽい背景が良かった)(顔が毎秒良かった)、
まあ、友情尊い!みたいな、気恥ずかしいくらい真っ直ぐなストーリーだったんだけど、それにしてもあまりにも優しい世界で、見終わっちゃうのが悲しくてちょっと泣いた。
優しすぎて驚いたポイントをいくつかピックアップしますと、
・育ちの良い普通の男の子が着るような服を着ている
・街並みも綺麗
・良いものを食べている
・食べ物をシェアする
・会話の中でめちゃくちゃ相手の名前を呼ぶ(しかも大抵下の名前)
・会話の中で茶化したり嘲笑したり適当に流したりというようなことを絶対しない
・みんな言葉で気持ちを伝えることができる、それをそっくり受け入れることができる
・人を騙したり試したりしない
・知りたいことがあれば先輩に聞いてみる、お礼はメールより電話、など人との関わり方が非常に丁寧
・約束や一緒に話したことを忘れない
・大人や先輩は頼られ尊敬され、後輩や子どもは大切にされる
・全員自己肯定感がしっかりしていて、人との付き合い方が非常に健全
とにかく登場人物がみなさん良い子。
優しい家族と大好きな友達に囲まれ美味しいものを食べあたたかい布団で眠ってないとあんなふうに育たないでしょ。作ってる人たちがキャラひとりひとりを自分のこどものように想ってて、とにかく幸せにしたいんだなと感じる。良い服を着せたい、良いもの食べさせたい、良い環境で泳いでほしい、素敵な仲間同士になってほしい…わかる、わかるよ… もうそういうのしか見たくない……現実ヤダ………帰省したら親友が風俗嬢やってる現実ヤダ………フリーの世界に住みたい……………………すべての推し、フリーに出てほしい…………………
敵のモビルスーツから出てきたのが親友だったとか、毒親育ちで支配以外人との関わり方を知らないとか、そういう人間関係を描いたアニメばっかり見てたので(なんで?)フリーのこの闇の無さは相当な衝撃だった。こんなアニメあるんだ。
なんかこう、闇がないし、人権意識とか自己肯定感が全員にきちんとあるよね。
郁弥くんの話をします。
なんか映画だと郁弥→遙の構図が強かったというか、会えていなかった時間の長さもあり、遥くんのことを自分のなかですごく特別視しているっぽく見えたけど、ちゃんと再会できて、遥くんは昨日の続きみたいに友達でいてくれて、それがすげえなと思った。
郁弥くんの持っていたような憧れというかややこじらせ系の感情って、勝手に相手を神格化して本人を歪ませたり、再会できてもすれ違ってしまったり的なドラマに使われがちだなと思っていたんだけどフリーではそういうことはなかったね。いやあったのかもしれないけど。ミリしらで見に行ったのでわからない。いやブログ書いてる場合かよ。アニメ見ろよ。ともかく郁弥くんと遥くんがずっと友達でいられてめちゃくちゃ良かった。これがプリティーリズムレインボーライブだったらどっちかが泳げなくなっていた。てか郁弥くん顔が良。まつげで羽ばたいていけそう。
他にも、真琴くんは高校時代は遙くんや凛くんと一緒に選手として泳いでいたわけだけど、大学生になったときには優秀な二人とは常に一緒に泳いではないじゃん。
これ、不穏ポイントじゃん。
選手としては差が開いていることになるし、自分の知らないハルと凛の姿が絶対にあるって嫌じゃない?
でも全然そういう病み方しないんだよね。選手以外の道の価値をめっちゃわかってるし信頼関係ダイヤモンドより強固だから拍子抜けするくらい平気なんだよね。いやあ慣れねえわ。良い子たちすぎるわ。アニメ3クールもやってるとそんな菩薩みたいになるの?でも幼少期のようすけっこうあったけどみんな生まれたときから菩薩だった すごい
あと人間できすぎポイントとして、遙くんが何だっけ、名前わすれたけどスウェーデン人の選手に食堂の使い方を教えてあげるシーンがありました。
食券を代わりに買ってあげて、「このあとはわかるか?」つって結局一緒にサバ味噌定食を食べるんですが。
このとき遙くんは知らん外国人に声をかけることをまったくためらわず、ちょっと英語を使ってみる的なムーブも特になく、めちゃくちゃシンプルに困っていそうだから助けていた。そこには余計なバイアスは一切なく、気負いも気後れもなかった。
一緒に食事しているときも、箸がうまく使えないスウェーデン人に遙くんはスプーンとフォークを持ってきてくれるのだが、その間にスウェーデン人は箸を習得していてスプーンとフォークは使われなかった。それを見て遥くんは「すごいな」と言うの。
その「すごいな」に余計な感情は一切なくて、ただすごかっただけなんだと思う。
あまりにもフラット。
別に外国人相手じゃなくても、誰に対しても遙くんはまっすぐに自分の見た通り、思った通りに向かっていくんだと思う。かっこつけないし、他人のこともかっこで判断したりしない。それは無自覚にいろんな人を助ける。こりゃヒーローだわ。
映画見ただけの感じだと、遙くんは物怖じしない性格だとは思うんだけど特別「優しい」キャラなわけではないと思ったのね。でもこういうことを普通にする。
まあこのシーンは二人の出会い的な作劇のために必要だったのかもしれないけど、Free!はこれが当たり前の世界なのかな。少なくとも遙くんにとっては普通の行いなわけだよね。
優しすぎるし、正しすぎるな…。ほんま道徳やん…。小学校の道徳の時間さわやか3組よりFree!見たほうがいいて絶対
Free!では、とにかく身の回りの人が財産なのだなと思った。
目標となる人物がいて、一緒に戦うライバルがいて、寄り添ってくれる親友がいる。
頼りになる指導者も導いてあげたい後輩もいる。
みんなにちゃんとそういう人がいる。
みんな仲良しではあるけど、「この人は俺にとってこういう人」的な精神的な役割分担が明確に描かれていると思った。依存先がたくさんあることを自立というなら、彼らは全員自立している。自立した人間同士の健全で純粋な交流がそこにはあった。
遙くん見てて特に思ったけど、必要なときに必要な人物が大体そばにいるからすげえ恵まれてるなと思った。泳いでいる限り、新しいライバルも隣にいてほしい人もどんどん向こうから来てくれるじゃん。それだけ泳いでいる遙くんというのは魅力的なんだろうな。
なんか遙くんの話ばっかしちゃうな…わたし遙くんのこと好きなんかな…(照)
人との繋がりが何より大切で泳ぐための力になるという構図が終始一貫していて、それがFree!という作品をこんなに美しくしているんだと思った。そういう主張の強いアニメって好きだ。プリパラとか(プリパラ!?)
ほんとまっすぐで暖かくて優しい世界だった。こんなアニメあるんだって見ながら100回くらい思った。
響けユーフォニアムで受けた傷が癒された。(傷は受けましたが、素晴らしいアニメです)
世を拗ねた人間を描くこともできる京アニが作ったこのFree!、この優しい世界は確実に意図しておとぎ話ばりに優しく描かれてる。だから、優しいことそれそのものに意味がある。
作り手が、優しい世界に生きる健やかで幸せな少年たちを願ったということなので。
そういうふうに祈って行動を起こす人達がこの現代にいたという事実の、その証拠がフリーなんだよな。
でもなんか、より一層、あんな事件が起こってしまったことを切実に悲しく感じる。
人の命に貴賎はないので「よりによって」とか思うべきではないけれど、やっぱ多少思う。被害を受けたのが京アニなことに身を切るようなやり切れなさを感じる。
映画、どうやらシリーズ通しての最新作っぽかったんですがすごい良いところで終わっちゃって嘘やろ!?になった。
続きを見られるのが楽しみです。
(2021/02/12 日本語が変なところを加筆修正しました)
うたプリミリしらで入国した記録
公開当初からフォロワーが大騒ぎしていた劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダムだけど、観たきっかけとしては信頼しているオタクから「プリズムショーだから見て」と言われたことだった。
私はめちゃくちゃ腐女子でプリズムエリートでマネージャーです。ご承知おきください。
わたしが入国前に持っていたうたプリの知識としては
・もとは乙女ゲーム
・いちじゅうき音也さんという人がいる
・トキヤさんという人がいる
・聖川真斗さんという毎日美味しそうなお味噌汁を作ってる人がいる
・四ノ宮那月さんがうどんとコラボした
・マジLOVE1000%という楽しい歌がある
くらいだった。いやこれ2ミリくらいは知ってるな。
まあともかく2ミリくらいの知識を持って入国した。ミリしら初回にしてマジLOVEライブ上映だったがオタクのようすも見たかったのでそれも楽しみにして行った。
上映が始まるとオタクたちが光る棒を光らせ始めたが、誰も映画泥棒を赤色で応援していなかったのでああキンプリの応援上映とは違うんだな…当たり前だけど…。
開始早々いちじゅうき音也さんがいっとき音也さんというのだと知った。
ST☆RISHさんが歌い始めるともう楽しくて仕方なかった!いやステージたっか。手すりなくて大丈夫?てか映像めっちゃ綺麗!ダンスうま!!さすがアイドル!いやダンスうまくない?うまい…歌もうまい…
てかセンステと花道と円形ステージ使いこなすの完全にアイドルやんけ ナナライで見たわ
と思っていたら突然城が建築されたりするのであ、そういう世界観?と戸惑った。プリズムショーつってたのはこれか…
城が建ったりスケボや機関車で宙を舞ったりするのにヘブンズさんがちゃんとワイヤーで吊るされて降りてきたりするのでリアルライブに寄せるのか寄せないのかしばし戸惑う。
あの…てかさ…
あの…森久保祥太郎がいるなら教えておいてほしかった。
知らなかったから森久保祥太郎が喋ったり歌ったりするたび森久保祥太郎やんけ…と笑いが止まらず困った。しかも森久保リーダーだったからたくさん喋るし森久保を控えない森久保だったから本当ダメだった。森久保がツボなのって私だけじゃないよね?森久保の印象が強すぎてキャラ名覚えてないもん(ごめん)
キャラ知らないのでMCを興味深く聞いてたんだけど、一十木音也さん自己紹介2秒後に手でハート作ったからビビった 矢澤にこ?
聖川真斗さんもお味噌汁を作ってるだけの常識人だと思ってたのに武者震いするからほんとに面白かった。普段から武者震いするんですか?
てか私の認識の中で真斗さんとトキヤさんが混ざってたことに気づく。この二人…違う人だったんだ!?髪をつんつんさせてるときとさせてないときかと…。まさかお味噌汁を作ってる方と作ってない方とは…。
あと蘭丸さんが元気に喋ってるとき藍さんがわりかし嫌そうな顔をしてるのがウケた
ユニットごとの印象としては
ST☆RISHさん→音也さんがかわいい、明るくフレッシュ マジLOVE1000%
カルナイさん→森久保。あと蒼井翔太がいるなんて知らなかった。すごい普段の会話想像できないんだけどじつは腐女子の集まり?
ヘブンズさん→ダンスめっちゃ好き。商業BLみたいな人たち(ごめん)瑛一さんとその囲いでユニットを組んだ?(ごめん)
瑛一さんがあんなキャラで弟の瑛二さんがあんなキャラなのダメじゃない?商業BLやったらドロドロズブズブ共依存じゃん アイドルでよかったね…(本当に失礼 ごめん…)
印象的だったのが、みんなMCでも曲中のセリフでも「私に向けて」愛を囁いてくれる。みんな〜!とかじゃなく。やはり乙女ゲーつうことなんかな
そんで、あの、シャッフルユニットなんだけど、あの、天才すぎて天を仰いだ。
音也さんと藍さんを一緒のユニットにしてくれてありがとう……。MCも含め藍さんがとっても素敵だった……。藍さんのことが好きかもしれない。俺藍かな(推しカプ)
蘭丸さんのいたユニットはなんかとってもエッチなベルトをつけていたことしか覚えていない。とってもエッチなベルトをつけた男三人で北条そふぃのメイキングドラマみたいなことをしていた。解放乙女ヴァルキュリア〜!
ほかにも白百合を持って歌う男たちとか羽根をひとひらつまんで歌う男たちとか、わたしはこの令和元年にいったい何を見せられたんだろう…???全体に概念としてグラデ便せんて感じで常にほんのり面白かった。これが乙女ゲーか…
突然宙にグミが舞いだすキューティーナギさんたちのユニットも衝撃だったな センターが翔さんなのが良いよね
あ、で、噂のプリズムショーをするトキヤさんたち!!
散々プリズムショー扱いして申し訳ないけどキンプラでカヅキが同じようにボードに乗って宙を舞うねん
トキヤさん、白百合ユニットにいそうなのにあんなキュートなユニットにいるのが最高。あのユニットが一番メンバー同士のふれあいが多かったのも良かった。ギュー♡してたね。てかあのパフォーマンスはレッスン次第でどうにかなるものなのですか?大和さんの厳しい訓練て実はふんどしで滝に打たれながらのヘッドスピンだったりしない?(すぐキンプリの話をするな)
いやもうそれぞれのユニットのメンバーのバランスが良すぎた…。曲の雰囲気にバッチリ合うメンバとちょっと外したメンバとこの子のこういう曲見たかった〜!メンバの3人構成 すごやったな プロデューサー誰?
てかシンプルにライブの構成が良かった セトリ良
火柱が上がるのがスタリなのたまらん ウルトラブラスト曲が良すぎる
ヘブンズさんやカルナイさんも雄々しい感じでよほど火柱上がりそうなのに、パフォーマンスの実力でねじ伏せてくる感じサイコーだった。瑛二さんあんな雰囲気なのに歌が上手くて抱かれた。愛を捧げよのソロで抱かれた。
てか瑛一さんと絡みの振りんとき目を合わせて嬉しそうに笑う瑛二さん流石に…流石にダメじゃない…?バレちゃうよ…隠して…
あとアンコール曲のとき歌う兄さんを愛おしげに見つめるのもやめて わたしがためこうなら漫画描いちゃうから
なんつーか、最初こそ戸惑ったけれども演出は空飛んだりと地に足着いてない感じでも、本人たちが「頑張って練習したんだ!」「楽しかった!」って話してるから、ああそうなんだ…って受け入れちゃうね。そのMCの途中で真斗さんが髪を耳にかけてキャー♡て言われてるのとかさ、現実と非現実のいいとこ取りムービーがマジラブキングダムなんだなと思っちゃったね…。
アンコールとかさ、これが見たかった!じゃん…
トロッコ乗った時点で西武ドームだし瑛一さんとハイタッチする音也さんわかりがすぎるし、泣いちゃうキューティーナギさんも大変わかりが深かった。
最後音也さんを真ん中に据えて18人でハートを作るの、私が10年音也さんを推し続けたオタクだったら泣きすぎて立ち上がれなかったろうな。
もうね、10年この作品を愛したオタクとして見たかったという気持ちでいっぱいよ。
初見でも相当楽しかったけど、オタクならここ泣けるんだろうな〜ポイントがわかるので…(オタクだからな)
とりあえず、鳳瑛一さんのことが気になって仕方ないのですがこれは恋ですか?